今回は、肩こりについて
- 肩こりの原因
- 肩こりの特徴
- 対策と改善方法
- あきもと鍼灸接骨院の肩こり施術
これらをわかりやすく解説します。
肩こりの原因
不良姿勢であったり、呼吸の乱れ、自律神経神経の乱れ、生活習慣や血圧の変動など、様々な原因で肩こりを発症する可能性があります。
また、寝違えや突然現れた痛みは自分の癖や無意識のうちに自分で原因を作ってしまっている場合が多いです。
運動不足や不良姿勢、呼吸の乱れが肩こりの原因になっている場合、以下のような流れで肩こりが発症している事が多いです。
不良姿勢、運動不足、呼吸の乱れ
→血液の循環・酸素の供給の停滞
→筋肉の緊張
→緊張を神経が察知し「痛み」として感じる
→寝違え・変形・慢性的なコリ・痛み
→脊髄神経へ刺激
→ヘルニア・痺れ
→車椅子・寝たきり
このように、酷くなると手遅れになる可能性もあります。
悪い姿勢と肩こりの関係
悪い姿勢というのは、具体的にいうと、首に対して頭が前に出てしまっている、あるいは首も頭も前に出てしまっている状態です。首や肩が凝る、という言葉に対し、みなさん当たり前のように「後ろ側」をイメージすると思います。
首や頭が前に出てしまうと、頭は非常に重い(ボーリングの球くらい)ので前に落ちないように後ろ側の筋肉で支えなければならなくなり、常に負担がかかってしまいます。
肩こりの特徴
肩こりでは特に以下のような後ろ側の筋肉
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 菱形筋(りょうけいきん)
これらの筋肉などに負担がかかり、凝っていくのです。
肩こりの方は、これらの部分が辛くお悩みの方は多いのではないでしょうか?
また、肩こりの特徴として、酷くなったり痛みを放置してしまうと、神経症状を誘発します。
ちなみによく聞く緊張性頭痛とありますが、あれも後頭部にある後頭神経の圧迫により神経痛としての痛みと考えます。
手の痺れ、腱鞘炎、四十肩、テニス肘、こういった症状にも神経痛が絡んでいると考えます。ですから肩こりの放置は危険なのです。
対策と改善方法
肩こりの原因は主に不良姿勢、運動不足、呼吸の乱れとお伝えしましたが、それも踏まえて肩こりに必要な対策・改善方法は以下の通りです。
- 姿勢の癖を直す
- 20分に1回は首・肩を動かす
- 呼吸の乱れを改善する
1.姿勢の癖を直す
猫背と肩こり
頭や首、肩が前に出るいわゆる「猫背」は、ストレートネックやぽっこりお腹など見た目にも影響が出るので肩こり以外にも悪影響があります。
この姿勢になってしまう人の特徴は、普段の「座っているときの姿勢」を正していく必要があります。
正しい座り方
頭や首、肩が前に出てしまう猫背の原因は、特に座っている座位(ざい)時間に多くあります。
図のような坐骨座位ではなく、仙骨座位になってしまっている人ほど、首・頭・肩が前に出てしまいます。正しい座り方として、仙骨ではなく坐骨に体重がかかるようにすることが肩こり対策として最も重要です。
2.20分に1回は首・肩を動かす
立ちっぱなしや座りっぱなしなどの「動かないこと」が血液の循環を停滞する大きな原因です。
「正しい姿勢」がいくら維持できたとしても、その姿勢が長時間続くことも、「動かない」ことに変わりはないので、血流の低下につながり肩こりになってしまうのです。
正しい姿勢を維持し、20分に1回は首・肩を動かす。これが重要です。
何も難しいことをする必要はなく、以下のような程度で構いません。
20分に1回はデスクワーク中や車の停車時、その他仕事や趣味などの間に、
- 首を前後左右に倒す
- 首を左右に振り向く
- 肩をバンザイする
- 背中を左右に捻る
- 足の指を曲げ伸ばし
- 足首を回す
- お尻を上げる
これだけでも多くの血液循環を取り戻せて肩こりの予防になります。
加えて、デスクワークであれば立ち上がって少し歩くなどを心がけるだけで非常に効果的な肩こりの対策と予防になります。
3.呼吸の乱れを改善する
呼吸が乱れている人の特徴
- 気づくと口呼吸になっている
- 呼吸が浅い
- 呼吸数が1分間に20回以上
- 落ち舌になっている
1つでも当てはまる方は呼吸が乱れている恐れがあり、肩こりの原因になっているかもしれません。
呼吸が浅かったり、呼吸数が多いと、全身の細胞に酸素が行き渡りにくくなり、筋肉も硬くなりやすく、肩こりや首こりなどにも影響しやすいのです。
口呼吸
口呼吸になりやすい人はまずは「意識すること」から始めましょう。
鼻が詰まって鼻呼吸しにくい方は、鼻うがいや点鼻薬もおすすめです。
呼吸が浅い
浅い呼吸が癖になっている人には、「横隔膜」で呼吸するトレーニングがおすすめです。
画像のように、深い呼吸は横隔膜が上下して肺の広がりをコントロールしています。この画像をイメージしながら横隔膜の動きを意識して次でご紹介する呼吸のトレーニングをしましょう。
呼吸数が1分間に20回以上
最近では、呼吸は1分間に6回(吸う3秒・吐く6秒・間1秒)でいいともいわれているほど、呼吸は本来深く長いものです。
肩こりの予防対策で横隔膜での深い呼吸ができるようになるために、呼吸トレーングをご紹介します。
横隔膜をイメージしながら、吐く息の量を調節しやすい「い」の口の形で20秒間吐き続けましょう。
初めは難しい人もいるかもしれませんが、いつでも・どこでもできることですので、ぜひチャレンジしてみてください。
落ち舌になっている
特に、口呼吸になりやすい人は、同時に「落ち舌」にもなりやすいので、口呼吸対策としても改善が必要になります。
落ち舌とは、口を閉じている時に口の中の天井(口蓋:こうがい)に舌が当たっておらず、下前歯の裏に舌が当たっている状態です。
画像のように、「あいうべ体操」を1セット10回で1日数セットすることで、舌や口周りの筋肉を鍛えることができ、落ち舌の改善になります。
あきもと鍼灸接骨院での肩こり治療の7つの特徴
あきもと鍼灸接骨院では肩こりの患部だけを治療することはありません。
肩こりの根本的な原因から検査を行います。
- 筋肉の硬さ・柔軟性・バランス
- 動作や動き・姿勢の癖
- 各関節の可動域
- 体の使い方・呼吸の乱れ
また、痛み、炎症、神経痛、の出ている組織へ特殊な電気を使い、状態を数値化することによって肩こりに状態を「見える化」して判断していきます。
そして、骨格が歪んでいれば骨盤調整、自律神経なら鍼など、患者さんが必要な治療内容を提案して施術していきます。痛みを取るだけでなく再発しないよう、日時生活指導や、セルフケアも指導します。
いつも肩だけを治療ばかりで、体の評価をされてない方は、一時的に肩こりは治るかもしれませんが、数日で再発しを繰り返しいつまで経っても治りません。
痛いところはもちろん、隠れた悪い所にある根本的な原因を治すことによって、治癒を目指せます。
あきもと鍼灸接骨院での肩こり施術は、以下のような7つの特徴があります。
当院の7つの特徴
- 自分の日常生活でどの姿勢・動き・生活習慣が肩こりの原因になっていたかに気付ける
- どうすれば日々の悪習慣を正せるかのアドバイスをもらえる
- 滞っていた血流を改善できる
- 硬い筋肉や関節に柔軟性を取り戻せる
- 痛み・コリそのものを軽減・改善できる
- 肩こりを繰り返さない体づくりができる
- 悪い習慣が改善できるので、痛む前よりもさらに健康になれる
ご来院お待ちしております
どこに行っても根本的には治っていない、接骨院や整骨院、整体や整形外科はなんだか苦手、自分の肩こりは諦めている、とにかく今の痛みをどうにかしたい、肩こりについて様々なお悩みを抱えている方は多くいらっしゃいますが、諦めずに、一度あきもと鍼灸接骨院までお気軽にご相談ください。
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